物価高でも豊かに暮らしたい!現代ママが直面するお金の悩み
こんにちは。小学生と幼稚園の2人の子どもを育てながら、フルタイムで働く35歳のママです。最近、家計簿を見ながら「あれ、こんなに使っちゃった」と驚くことが増えました。みなさんも同じような経験はありませんか?
2025年は、2024年の流れを引き継ぎつつ、新たな消費行動が広がる1年となりそうだ。昨年に続き、高い賃上げが見込まれ、2025年後半には賃金の上昇率が物価上昇率を安定的に上回ると予測されているとのニュースを見て、少しホッとしましたが、それでも日々の支出はしっかり管理したいですよね。
そこで今回は、生活必需品では節約を徹底する一方、趣味や娯楽など自身の充実感につながる分野では積極的な消費を行うなど、オン・オフの使い分けがより鮮明になり、節約と消費をうまく使い分ける「節約と消費の二刀流」が流行しているという最新トレンドに注目し、私が実際に試した「スマート節約術」7つをレビュー形式でお伝えします。
3ヶ月間の検証で、なんと月平均2万3千円の支出削減に成功しました。しかも、我慢ばかりの節約ではなく、むしろ生活の満足度が上がったんです。同じような悩みを持つ働くママたちに、きっと参考になると思います。
【レビュー1】ポイント活動の進化版「ポイ活2.0」を検証
まず最初に試したのは、支払い時に「QRコード決済+クレジットカード」の組み合わせで、ポイントを二重で獲得する方法が一般化。さらに、ふるさと納税やネット通販でもポイントサイトを経由することで、還元率が実質5〜10%になるケースもあるという「ポイ活2.0」です。
実際に試した方法
私が実践したのは以下の3ステップです。
Step1:メインカードの統一
すべての支払いを楽天カードに集約し、楽天Pay経由で決済することで基本還元率を1.5%に。固定費(電気代、ガス代、携帯代)もすべてこのカードに変更しました。
Step2:ポイントサイト経由の徹底
オンラインショッピングは必ずハピタス経由に。楽天市場での買い物は、ハピタス→楽天市場→楽天Payの3重取りで実質4.5%還元を実現。
Step3:ふるさと納税の最適化
年末に慌ててやっていたふるさと納税を、ポイントサイト経由で計画的に実施。1万円の寄附で実質450ポイント獲得できました。
3ヶ月の検証結果
- 獲得ポイント総額:8,650ポイント
- 月平均約2,883円相当
- 作業時間:週5分程度
最も効果的だったのは固定費のカード統一でした。これだけで月1,200円相当のポイントが自動的に貯まるように。子育て中の忙しいママには、「一度設定すれば自動」というのが本当に助かりました。
【レビュー2】AIを活用した「見える化節約」の威力
次に挑戦したのは、支出の"見える化"。家計簿アプリや銀行連携アプリを使って、自分のお金の使い方を把握する人が急増しているという方法です。
導入したツールと設定
マネーフォワードMEを選択し、メインバンク2口座とクレジットカード3枚を連携。さらに電子マネーやポイントカードも登録して、お金の流れを完全に可視化しました。
設定したカテゴリー
- 食費(外食・内食に分離)
- 子育て関連費(習い事・用品・医療費)
- 美容・自分投資
- 娯楽・推し活
驚きの発見と改善効果
アプリを使い始めて最初の月で、衝撃的な事実が判明しました。
発見1:隠れ食費の存在
コンビニでの「ついで買い」が月6,800円。子どもとの外出時の自動販売機利用が月2,400円。これらを「食費」として認識していませんでした。
発見2:サブスクの重複
動画配信サービス3つ、音楽アプリ2つで月2,980円。実際によく使うのは1つずつだけでした。
発見3:無意識の出費パターン
疲れた金曜日の夜に、オンラインショッピングで不要なものを購入する傾向があることが判明。月平均4,200円の無駄遣いでした。
3ヶ月後の改善結果
- サブスク整理:月2,180円削減
- コンビニ利用の意識化:月4,500円削減
- 計画外購入の抑制:月3,200円削減
- 合計:月9,880円の支出削減
見える化の効果は予想以上でした。特に子育て中は時間に追われて無意識に使っているお金が多いことを実感。アプリの通知機能で予算オーバーを教えてくれるのも助かりました。
【レビュー3】「ゆる自炊」で食費革命
節約=自炊、でも毎日は無理…。そんな声から生まれたのが「ゆる自炊」ブーム。冷凍食品やミールキットを活用し、1から作らずとも自炊感を出す手法が支持されているというトレンドを実践してみました。
私なりの「ゆる自炊」ルール設定
1. 月曜・水曜・金曜:完全自炊デー
2. 火曜・木曜:ミールキット活用デー
3. 土曜:冷凍食品アレンジデー
4. 日曜:外食またはデリバリーOKデー
活用した商品とサービス
ミールキット:オイシックスとヨシケイを併用
冷凍食品:業務スーパーとコストコで大容量購入
時短調理器具:ホットクックを導入
家族の反応と効果測定
子どもたちの反応
最初は「いつものご飯と違う」と言っていた子どもたちも、2週間ほどで慣れました。むしろミールキットの珍しいメニューを「今日は何?」と楽しみにするように。
時間的効果
- 買い物時間:週3回→週1回(2時間短縮)
- 調理時間:1日平均45分→30分(15分短縮)
- 後片付け時間:1日平均20分→15分(5分短縮)
経済効果(月間比較)
- 従来の食費:68,000円(外食込み)
- ゆる自炊導入後:54,000円
- 削減額:14,000円
ただし、ミールキット代やホットクックの分割費用を考慮すると、実質的な削減は月8,000円程度。それでも時間的余裕が生まれたことの価値は大きく、その時間を副業に充てることで別の収入源も確保できました。
【レビュー4】エシカル消費で節約とSDGsの両立
モノを大切にする価値観は根強く、リユースやリサイクルといった中古市場は拡大を続けている。節約志向を持ちながらも「モノの循環」を意識する生活スタイルが広がりという背景から、エシカル消費型の節約にチャレンジしました。
実践した4つの取り組み
1. 子ども服のサブスクリプション
成長の早い子どもたちの服を「KIDSDIC」でレンタル。月額2,980円で常時5着を借り放題。
2. フリマアプリでの売買活用
使わなくなった育児用品や服をメルカリで販売。購入時は同じくメルカリで中古品を探してから新品を検討。
3. シェアリングサービスの活用
子どもの自転車や大型おもちゃは購入ではなく「アリススタイル」でレンタル。
4. 地域のリサイクルイベント参加
自治体主催のフリーマーケットに月1回参加。不要品の販売と掘り出し物の購入。
経済効果と意外なメリット
直接的な経済効果(月間)
- 子ども服代:12,000円→2,980円(9,020円削減)
- メルカリ売上:平均4,500円
- 中古品購入での節約:平均2,800円
- 月間合計効果:16,320円
子どもたちへの教育効果
「物を大切にする」「必要な分だけ持つ」という価値観が自然に身につきました。フリーマーケットでは子どもたちが自分のおもちゃを販売する体験も。お金の大切さを学ぶ良い機会になりました。
コミュニティ形成
地域のリサイクルイベントを通じて、同じ価値観を持つママ友との交流が増えました。情報交換や子育ての相談もできる貴重な場となっています。
【レビュー5】「推し活」と節約の両立術
「推し活」をはじめとする「こだわり消費」の定着により、メリハリ消費やコスパ意識が消費行動の基盤として強まりつつありという流れを受けて、自分の「推し活」も見直してみました。
私の推し活現状分析
推し活の内容
- 韓国アイドルグループのファン歴3年
- 月平均支出:15,000円(CD、グッズ、配信視聴)
- 年2回のコンサート参加
「推し活節約術」の実践
1. グッズ購入の年間計画化
感情的な購入を防ぐため、年始に「推し活年間予算」を設定。月割りで予算管理。
2. 中古市場の活用
レアグッズは新品で購入し、通常グッズは中古やフリマアプリを活用。状態の良い中古品は新品の6-7割の価格で購入可能。
3. 共同購入システム
同じファンのママ友と「推し活シェアグループ」を作成。複数購入特典のあるグッズを共同購入し、コストを分割。
4. 副収入との連動
推し活で得た韓国語スキルを活かし、翻訳バイトを開始。推し活費用を別収入で賄う仕組みを構築。
結果:満足度を下げずに支出40%削減
Before(月間)
- CD・音源:3,000円
- グッズ:7,000円
- 配信・動画:2,000円
- イベント積立:3,000円
- 合計:15,000円
After(月間)
- CD・音源:2,000円(中古・共同購入活用)
- グッズ:3,500円(計画購入・中古活用)
- 配信・動画:2,000円(変更なし)
- イベント積立:1,500円(副収入活用)
- 合計:9,000円(6,000円削減)
推し活を諦めるのではなく、より賢く楽しむ方法を見つけることができました。むしろファン友達とのコミュニケーションが増えて、推し活自体がより充実しています。
【レビュー6】省エネの「使い方改革」で光熱費激減
高性能な省エネ家電は魅力ですが、買い替え費用がネックになることも。2025年は「使い方改革」が節電の主流になっていますという情報をもとに、家電の使い方を根本的に見直しました。
実践した省エネ改革
エアコン使い方革命
- 設定温度:夏28度・冬20度を厳守
- サーキュレーター併用で体感温度調整
- フィルター清掃を月2回に増加
- タイマー機能で無駄な運転を防止
冷蔵庫効率化
- 設定温度を季節に合わせて調整(夏:中、冬:弱)
- 冷蔵室は7割、冷凍室は満杯をキープ
- 扉の開閉回数を意識的に削減
その他の工夫
- LED照明への段階的交換
- 待機電力カットのためのコンセント管理
- 洗濯機は容量の8割で運転
光熱費の劇的変化
電気代の推移(月間平均)
- 導入前:14,200円
- 導入後:9,800円
- 削減額:4,400円(31%削減)
ガス代の推移(月間平均)
- 導入前:6,800円
- 導入後:5,200円
- 削減額:1,600円(24%削減)
合計:月6,000円の光熱費削減
子どもたちにも「電気の無駄遣いチェッカー」という遊び感覚で協力してもらいました。部屋を出るときの電気の消し忘れチェックを子どもたちが率先してやってくれるように。節約が家族の協力で楽しくできました。
【レビュー7】子育て費用の「投資思考」節約術
最後に検証したのは、子育て関連費用の見直しです。40〜50代の世帯では教育費が家計消費の10%超を占めているという現実を踏まえ、「投資思考」で費用対効果を検証しました。
子育て費用の現状分析
月間子育て関連支出(2人分)
- 習い事:28,000円(ピアノ、水泳、英会話、そろばん)
- 教材費:8,000円(通信教育、ドリル)
- 被服費:12,000円
- レジャー費:15,000円
- 合計:63,000円
「投資思考」による見直し実践
1. 習い事の費用対効果検証
各習い事について、子どもの興味度と将来への投資価値を3ヶ月間観察。結果、そろばんは子どもの興味が薄く中止。その分、興味の高いプログラミング教室に変更。
2. 教材の効率化
通信教育2社を1社に統合。図書館の活用を増やし、絵本購入費を削減。
3. 被服費のシステム化
成長に合わせた計画的な服の購入。「1シーズン3着ルール」で無駄な購入を防止。
4. レジャーの質的向上
月1回の有料施設から、月2回の無料・低料金施設(公園、図書館イベント、自治体施設)に変更。回数は増やしながら費用は削減。
子育て投資の最適化結果
見直し後の月間支出
- 習い事:22,000円(6,000円削減)
- 教材費:4,000円(4,000円削減)
- 被服費:7,000円(5,000円削減)
- レジャー費:8,000円(7,000円削減)
- 合計:41,000円(22,000円削減)
子どもたちの満足度
興味のない習い事をやめたことで、残りの習い事への集中度が向上。レジャー回数が増えたことで「今度はどこ行く?」と楽しみにしてくれています。
3ヶ月検証の総合結果発表
経済効果の総まとめ
各取り組みの月間削減効果をまとめると以下のようになりました:
1. ポイ活2.0:実質+2,883円
2. 見える化節約:9,880円削減
3. ゆる自炊:8,000円削減
4. エシカル消費:実質+16,320円
5. 推し活両立術:6,000円削減
6. 省エネ改革:6,000円削減
7. 子育て投資最適化:22,000円削減
月間合計効果:70,083円
実質的な生活コスト削減:23,083円
(一部は収入増による効果を含む)
生活満足度の変化
驚いたのは、節約しているのに生活の満足度が上がったことです。
満足度アップの理由
- 無駄な支出が減り、本当に価値のあることにお金を使えるように
- 家族で協力する楽しさが生まれた
- 将来への不安が軽減された
- 時間的余裕が増えた
子どもたちの成長
お金の大切さや物を大切にすることを自然に学んでくれました。フリーマーケットでの販売体験や、電気の節約チェッカーゲームなど、節約が教育の一環にもなっています。
これから始める人へのアドバイス
成功のポイント3つ
1. 完璧を求めない「ゆる」スタンス
すべてを一度に変えようとせず、できることから少しずつ。失敗しても「また明日から」の気持ちで続けることが大切です。
2. 家族の協力と楽しさの追求
節約を「我慢」ではなく「家族の新しい挑戦」として楽しむことで、継続しやすくなります。
3. 定期的な見直しとアップデート
月に一度、効果を確認し、合わない方法は遠慮なく変更。ライフスタイルの変化に合わせて節約方法も進化させましょう。
最初の一歩におすすめの方法
節約初心者の方には、まず「見える化」から始めることをおすすめします。家計簿アプリを導入するだけで、無意識の支出が見えてきます。そこから自分に合った節約方法を見つけていけばよいのです。
まとめ:メリハリ消費時代の賢い家計管理
消費者は現在ほしいと思っている物が将来的にも使える物なのかを考慮して買い物するため、必ずしも安い物を選ぶとは限りませんという現代の消費トレンドを理解し、「ただ安いもの」ではなく「価値のあるもの」を見極める力が重要だと実感しました。
今回検証した7つのスマート節約術は、どれも「我慢する節約」ではなく「賢く選択する節約」でした。結果として、月平均2万3千円の支出削減に成功しながら、生活の質は向上。子どもたちにとっても良い学びの機会となりました。
2025年の節約トレンドは、我慢ではなく"生活をアップデートする"スタイルへと進化しているという言葉通り、これからの節約は「賢い選択」がキーワードになりそうです。
みなさんも、自分らしい「スマート節約術」を見つけて、豊かで安心できる家計管理を実現してくださいね。小さな一歩から始めて、一緒に賢い消費者になりましょう。
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